網膜とは

網膜とは眼球の内面に位置し、光を感じ物の形を認識する目の非常に重要な組織。
眼球をカメラに例えるとフイルムの役割に相当します。

網膜には非常にさまざまな病気が生じる為、その検査・治療には
眼科の中でも特に 専門的な知識や経験・設備が必要です。
重大な病気には硝子体手術を行う場合もあります。

硝子体(しょうしたい)とは

  • 硝子体(しょうしたい)とは、眼球内の三分の二を占める透明なコラーゲン(魚の目にもあるゼリー状の物質)の事です。

    この硝子体は、本来は眼球の形を保つ役割をしていますが、実は様々な病気を引き起こす原因となる事がわかっています。

    この病気の原因となる硝子体を切除して取り除く事で、これまでは治す事が非常に困難であった病気に対しても効果的な治療が可能になりました。
    眼科手術の中では比較的大きな手術になりますが、近年は非常に進歩が著しい分野です。

硝子体手術について

当院では 硝子体手術にも最新の設備を導入。

ZEISS社の広角観察システム(Resight)を用いた23G小切開硝子体手術を行う事で、 眼の負担が少ない安全な手術が可能となっています。

手術適用となる症例

具体的な手術適応となる病気としては、以下のような病気があります。

網膜剥離(もうまくはくり)
硝子体の一部が急激に縮む事により、眼球の中の網膜も一緒に引っ張る事により生じます。黄斑上膜(おうはんじょうまく)硝子体の一部が網膜の上に膜状に取り残される事で物がゆがんで見えるようになります。
黄斑円孔(おうはんえんこう)
硝子体が縮む事により、網膜の中心部分に穴が空き視力低下をきたします。
糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)
糖尿病により網膜の血流不足(虚血)や、硝子体の病的な変化を起こします。それにより、眼内に大きな出血(硝子体出血)を起こしたり、網膜に腫れを生じたり(黄斑浮腫)、場合によっては網膜剥離を起こす事もあります。(病状により長期の入院加療が必要な場合や、内科的な治療も併せて必要な場合は、他施設を御紹介させて頂くケースもあります)